駅近なのに安い賃貸物件には理由がある?「安い理由」を見抜くポイント

部屋探し・物件選び

賃貸物件を探していると、

「駅から近いのに、なんでこんなに安いんだろう?」

と思う物件を見つけることがあります。

駅徒歩5分、広さも十分。それなのに、周辺の物件より家賃が安い。

もちろん、本当にお得な物件の場合もあります。

一方で、家賃が安いのには何らかの理由があるケースもあります。

大切なのは、

「安いからやめる」のではなく、「なぜ安いのか」を確認すること。

この記事では、駅近なのに安い賃貸物件を見つけたときに確認したいポイントを紹介します。

賃貸の家賃は「駅からの距離」だけで決まらない

家賃は、

  • 最寄り駅
  • 駅からの距離
  • 築年数
  • 間取り
  • 建物の構造
  • 設備
  • 周辺環境

など、さまざまな条件によって決まります。

そのため、駅から近くても、別の条件によって家賃が抑えられていることがあります。

逆に言えば、その条件が自分にとって気にならなければ、お得な物件になる可能性があります。

1階だから安い

同じマンションでも、1階は上階より家賃が低く設定されていることがあります。

理由としては、

  • 防犯面を気にする人がいる
  • 外からの視線が気になる
  • 日当たりが悪い場合がある
  • 虫が気になる

などがあります。

ただし、1階には「階段やエレベーターを使わなくていい」「荷物の搬入が楽」といったメリットもあります。

1階が気にならない人にとっては、むしろ狙い目になることもあります。

築年数が古い

築年数も家賃に影響する大きな要素です。

ただし、

築古=住みにくい

とは限りません。

築年数が古くても、

  • 内装をリフォームしている
  • 水回りが新しくなっている
  • 設備が更新されている
  • 共用部がきれいに管理されている

といった物件があります。

「築年数」だけで判断せず、実際の室内や設備を見ることが大切です。

日当たりや周辺環境に理由がある

駅近でも、

  • 北向き
  • 目の前に建物がある
  • 線路が近い
  • 大きな道路が目の前
  • 繁華街が近い

などの理由で家賃が安くなっている場合があります。

特に注意したいのが騒音です。

「昼間は気にならなかったけど、夜になるとうるさい」ということもあります。

内見では窓を開けて、車・電車・人の声などを確認してみましょう。

可能なら、自分が帰宅する時間帯の周辺環境も確認すると安心です。

間取りや設備に理由がある

面積は広くても、

  • 部屋の形がいびつ
  • 柱が大きく出ている
  • 収納が少ない
  • 家具を置きにくい

など、使い勝手にクセがある物件もあります。

また、

  • オートロック
  • 宅配ボックス
  • 独立洗面台
  • 浴室乾燥機
  • 追い焚き

など、設備が少ないことで家賃が抑えられていることもあります。

ここでも、

設備が少ない=悪い物件

ではありません。

必要な設備だけ揃っていれば、不要な設備を削って家賃を抑えるという選択肢もあります。

定期借家契約には注意

物件情報に「定期借家」と書かれていたら、契約条件を確認しましょう。

定期建物賃貸借契約は、契約期間が満了すると更新されず、契約が終了する仕組みです。

貸主と借主が合意すれば再契約できる場合もありますが、通常の賃貸借契約とは扱いが異なります。

「安いから」という理由だけで決めず、

  • 契約期間
  • 再契約できるか
  • 再契約時の条件
  • 再契約料の有無

などを確認しておきましょう。

家賃以外の費用も確認する

「家賃が安い!」と思ったら、管理費・共益費も確認しましょう。

例えば、

家賃70,000円+管理費10,000円=80,000円

なら、

家賃77,000円+管理費3,000円=80,000円

と、実際の毎月の支払いは同じです。

また、ガス代などの光熱費も含めて考えると、家賃だけでは本当の安さは判断できません。

物件を比較するときは、

「家賃」ではなく「毎月いくらかかるか」

で考えるのがおすすめです。

「安い理由」が自分にとって問題なければ狙い目

例えば、

駅徒歩5分・家賃8万円・1階

という物件があったとします。

1階だから周辺より安いとしても、

  • 防犯面に問題がない
  • 日当たりも問題ない
  • 騒音も気にならない
  • 1階でも気にならない

のであれば、かなり魅力的です。

逆に、

駅徒歩5分・家賃8万円・線路の目の前

なら、音が気になる人には向いていません。

つまり重要なのは、

「安い理由があるか」ではなく、「その理由を自分が許容できるか」

です。

安い物件を見つけたら確認したいこと

相場より安い物件を見つけたら、まずは次のポイントを確認してみましょう。

  • 周辺の似た物件と家賃を比較する
  • 1階など階数を確認する
  • 築年数を確認する
  • 日当たりや騒音を確認する
  • 間取りや設備を確認する
  • 定期借家ではないか確認する
  • 管理費・共益費を確認する
  • 毎月の光熱費なども考える

そして、最終的には内見して自分の目と耳で確認することが大切です。

まとめ|「なぜ安いのか」を見れば掘り出し物が見つかる

駅近なのに家賃が安い物件を見つけたら、

「何か問題があるのでは?」

と考えることは大切です。

ただし、安い=悪い物件ではありません。

1階、築年数、日当たり、騒音、間取り、設備など、家賃が安くなる理由はさまざまです。

そして、その理由が自分にとって気にならないのであれば、むしろ狙い目の物件かもしれません。

物件探しでは、

「家賃が安いか」ではなく「なぜ安いのか」

を見るようにしましょう。

自分にとって許容できる条件を見極められれば、相場より安く、満足できる部屋を見つけられる可能性があります。

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